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漢方について

Q12.病気の原因にはどんなものがあるの?

2014.04.18

 漢方では、病気を次の2つに分けて区別しています。気候や環境などからだの外での変化が、人体を障害しておきたものと、体内での異常が原因となっておきたものです。

 そして病気の原因(病因)には、からだの外から人体を障害する病因を「外感」(がいかん)と言い、体内の異常を引き起こす病因を「内傷」(ないしょう)と言います。

 具体的にいうと、外感には気候や環境の変化があります。これらが病気の原因となる場合に「六淫」(ろくいん)あるいは「外邪」(がいじゃ)といわれます。その他に外傷があります。そして内傷には過労・飲食の不摂生・感情の大きな変化・代謝の異常・先天的な虚弱体質などがあります。

病気のタイプ 病因 病因の内容
体外の変化が、
からだを障害した病気
外感 気候の変化・異常な気候
(六淫・外邪)外傷
体内の異常が原因となり
発症した病気
内傷 過労・飲食の不摂生・感情の大きな変化
代謝の異常・先天的な虚弱体質

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