● 中医学で6つの体質タイプチェック判定 ●

【体質チェックをされる方へ】

 漢方では、病気や症状について悩んでいる個人個人それぞれの「証」(しょう)と呼ばれる病気の本質となる原因・体質などを見定めて、それに適したお薬や治療方法を選びます。体質は個人それぞれの症状からみていきますが、1つのタイプとは限りません。ほとんどの方が複数のタイプを併せ持っています。

 こちらの体質チェックをしてみると、「私に当てはまることが多い体質のタイプはこれだけど、このタイプもあるし、どれが私の本当の体質なの?」と迷われるかもしれません。確かにこのチェック表だけで、あなたの症状は○○証と決めてしまうのは難しいことです。実際の治療では、あなたが一番悩んでいる、あるいは一番苦痛な症状が何であるかによって、早急に治さなければならないことが違って来ます。

 例えば、花粉症の症状が激しい時には、鼻水や目のかゆみなど軽減する対処的な治療をします。では体質は関係ないの?と思われそうですが、花粉症を起こしやすい体質があるからこそ毎年苦しむわけです。ですから、発症時には激しい症状の軽減をはかり、そして症状が落ち着いている時期には、花粉症を生じやすい体質を改善する治療が必要となります。

 中医学(中国漢方)では、発症時の対処的な治療だけでなく、体質のバランスを治して症状を生じにくくするところが、西洋医学と大きく異なる特徴です。パンダの漢方ここだけ話のK話「あなただけの漢方処方」にも書いてありますが、漢方では必ず個々の体質を踏まえた上での治療が大切です。先ずはご自分のからだの体質にどんなタイプがあるのか、チェックしてみましょう。

 現在、お悩みの症状があれば、これらの体質チェックに現在の病情や季節性をあわせて考慮し、あなたのピッタリの漢方薬を選びますので、どうぞ気軽にご相談下さい。

*「中医学で6つの体質タイプチェック判定」は、マガジンハウス発行クロワッサン672号付録の小冊子より抜粋し弊社が修正加筆したものです。

■ 気虚体質 はい いいえ
@疲れやすい
Aかぜをひきやすい
B良く息切れがする
C冷え性
D胃もたれしやすい
E軟便、下痢をしやすい
F頻尿、夜間尿
G舌は色が淡く大きく腫れて、縁に歯の形が見える
■ 血虚体質 はい いいえ 
@顔色が白く、つやがない
Aめまいや立ちくらみがする
B動悸、不眠、夢が多い
C抜け毛や白髪が多い
Dかすみ目、疲れ目がある
E皮膚がカサカサする
F手足がしびれる、またはこむら返りが起こりやすい
G舌は色が淡く小さい
■ 陰虚体質 はい いいえ
@のぼせ、ほてりがする
A空咳が続く
B目が乾きやすい
C口やのどが渇き、冷たいものを欲しがる
D耳鳴りがする
E便が硬い、またはコロコロして出にくい
F寝汗をよくかく
G舌は色が赤くて表面に裂け目が多い、苔ががほとんどない
■ 気滞体質 はい いいえ 
@不安や憂鬱、またはイライラ、怒りっぽい
A片頭痛がよく起こる
Bのどに物が詰まったような不快感がある
Cおなかが張り、ゲップやガスが多い
D下痢と便秘を交互に繰り返す
E生理の周期が不順、または生理の前に乳房や腹部が張る
Fのぼせ、眠れない
G舌は両端が赤い、苔がある
■ 瘀血体質 はい いいえ
@顔や唇の色が暗い
Aしみ、そばかすが多い
B慢性的な肩こりや頭痛がある
Cよく不整脈がある、また胸が苦しい
D慢性的な関節痛
E生理痛がひどい、生理にレバーのような血塊が混じる
F下肢の静脈瘤が目立つ
G舌は色が紫っぽく、黒いシミのような斑点があるか舌下静脈が太い
■ 痰湿体質 はい いいえ
@肌が脂質、または吹き出物ができやすい
A肥満、または水太り
B血中コレステロール値、中性脂肪値、または体脂肪率が高い
C体が重だるい
Dめまいと吐き気がよくする
E痰が多い
Fむくみやすい
G舌の表面に厚くてベトベトとした苔が多い


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