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漢方について

不眠・動悸 女性30代

2012.02.02

悩み

 1週間前から、眠る前に動悸がして眠れない。ここ1年ほどずっと悩み事が続いて、心身の疲れ・不安感などを感じる。1週間前にようやく悩みの解決にメドがついたところ、今度は不眠症状に悩まされるようになった。その他、乾燥肌・お腹の調子が悪い・肩こりなど、現在服用中のお薬は、お医者さんから抗うつ薬を1年前から処方されている。

お薬

不眠症パンダ ①からだの血液を補い、血行をよくするもの 30日分
 ②胃腸の働きと血液を補い、精神を安らかにするもの 20日分
 ③血液を補い、精神不安・不眠を改善するもの 20日分

 以上3種類 約12,000円

経過

 2週間後、お薬が良く効いているようです。動悸が減って、眠れるようになりました。と話され、この調子を維持するため、②・③をもう10日分を追加。

 1ヵ月後、よく眠れるようになり、体調も良かった。お腹の調子も良くなってきたし、肌にも良いようで、少しずつ潤いを感じますと話される。

 その後も、お医者さんのお薬に頼らなくてもよくなるように、体質改善を続けています。

メモ帳

 からだの中で最も血液を消費するのは脳です。過度な悩み事や心配事があると、血液をたくさん消耗してしまいます。

 中医学では、血液は精神活動を支えるものとしており、心臓の血液が不足すると、不安感や快眠できない・動悸・夢が多いなどの症状が表れます。

 今回のように血液不足からの不眠の場合には、血液を補い、精神を安らかにする生薬を用いたお薬をよく用います。

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