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漢方について

漢方で春の養生

2021.03.15

こんにちは、
3月も半ばに入り少しずつ春を感じるこの頃、みなさんいかがお過ごしですか?

は心身のバランスが乱れやすい」
春は、進学・就職・転勤・異動など新しい環境になる事でのストレスをはじめ、
気温の変化などで体調不良を起こすなど、心身のバランスが乱れやすい季節です。

「春と関係が深い肝臓
漢方では、春は「肝」と密接な関係があると言われています。
漢方でいう「肝」は、現代医学で言われる肝臓の働きだけでなく、血液を蓄えてめぐらす働きや、自律神経を調節する働きからイライラ感・憂うつ・疲れなどの症状に関係しています。

「春の不調には血液を補いましょう」
心身のバランスを保つために、漢方では血液を補う方法で春の不調を改善します。
血液を補うことにより、体力をつけて春の忙しい時期を穏やかに過ごすことができます。
この春に体調がどうもすぐれないというあなた、血液は十分に足りているでしょうか?
以下の項目をチェックしてみてください。

  • 顔色が悪い
  • 冷え症、手足やお腹が冷える
  • 乾燥肌、小じわが気になる
  • 髪にツヤがなく、枝毛・抜け毛になりやすい
  • 疲れやすい、立ちくらみ
  • 病院で貧血の診断はないが、なんだか調子がすぐれない

あてはまる項目が多い方は、漢方でいう「血虚(けっきょ)タイプ」、血液が不足しています。
血液を補う漢方薬の「婦宝当帰膠」(ふほうとうきこう)がおススメです。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう) ←処方の詳しい説明は、こちらをクリック

また、考え事が多い、睡眠が浅く目が覚めやすい方には、「心脾顆粒」(しんぴかりゅう)、目の疲れ・ドライアイには「杞菊地黄丸」(こぎくじおうがん)、イライラしやすい・憂うつなどには「逍遥丸」(しょうようがん、現在は顆粒タイプになります。)がおススメです。

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