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うれしい声

不安感が強い~不眠 女性60代前半

2008.02.06

悩み

 1年前に仕事を退職してから体調を崩し精神不安となる。1人で思い悩むことが多く、あれやこれを考えては気になりとても不安。不安からか寝つきもあまり良くない、夜中によく目が覚め、夢もよく見る、朝起きてもスッキリしない。元気がない。動悸がする。頭がふらつく。目が疲れる。不安感を生じた頃から体が痩せて、たるみも出てきた。食欲は普通と思うが、美味しいと感じない。口の中が粘る。肌は乾燥、顔色は艶がなく黄色っぽい。血圧はやや高め。

お薬

 胃腸を強化する生薬と血液を補い「心・こころ」を安らかにする作用の安神薬(あんしんやく)を配合したお薬、安神作用をもつ棗(ナツメ)の食品、血行不良を改善するお薬の以上3種を1ヶ月分。2ヵ月後から、安神作用とともに体を滋潤するお薬をメインに処方調整しています。

経過

 1ヵ月後、不安感はまだ少しあるが、朝起きてスッキリとする日が増えてきた。「食事が美味しく食べられるようになり、元気も出てきました。」と良い兆候がみられました。

 2ヶ月後、不安感は減ってきた。寝つきも良くなる。夢もほとんど見ない。夜中に目が覚めることが時々ある。動悸もしなくなってきた。

 3ヵ月後、不安感はほとんど無くなった。「以前なら悩んだ事も、最近はこんな事もある・考えても仕方ないと思えるようになりました。嫌な事も引きずらず、ケロッと忘れていたりするんですよ。」とニッコリ笑顔で話されました。

 寝つきも良く、たまに夜中に目が覚める程度。動悸・目の疲れなどの症状も改善した。顔色も血色良くなり、痩せて減った体重も少し戻る。今後も良い体調を維持したいと希望されて、現在も体調に合わせながら処方を加減して服用していただいています。

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