生理痛・花粉症の改善 女性30代前半既婚

2008-11-04

悩み

 高校生の頃から生理痛と花粉症に悩み、体質改善をしたい。生理前半の痛みで鎮痛剤をよく服用する。生理後にも痛むこともある。5年前に貧血との診断で鉄剤を処方されたが、胃腸の調子が悪くなるだけで改善しなかった。子宮筋腫・子宮内膜症は無い。花粉症にも年中悩み、少しの花粉・ほこりなどでも症状が出やすい。鼻詰まりがして、頭痛を伴うこともある。西洋薬の抗アレルギー薬を服用中。その他、手足の冷え・乾燥肌・唇がカサつく・肩こり・目が疲れる・寝つき悪い・夢をよく見る・軟便気味・食べすぎなどでお腹を壊しやすい。カゼひきやすい。結婚して5年目になるが、まだ子どもができないことを母親が心配しており、漢方で妊娠しやすい体にと希望している。自分自身は先ず生理痛と花粉症を改善したい。

お薬

 胃腸虚弱の体質のため、栄養が取り込めずエネルギー(気)や血液を作れません。気血不足から①血行不良になると生理痛・肩こりを生じ、②皮膚・粘膜が栄養不足になると、乾燥肌や敏感肌となり、花粉・気候の変化など外界の刺激に弱くなります。

 ①胃腸の働きを強化するお薬。
 ②血液を補い血行を改善するお薬(胃腸の状態が良くなってから服用)
 ③鼻詰まりを改善するお薬

 以上3種類を各1ヶ月分、1万5千円

経過

 2週間後、鼻づまりは夜にまだ詰まりやすいが日中は無くなってきた。胃腸の状態が良くなり、お通じが軟便気味から正常になったので、血液を補い血行を改善する薬を加える。3ヶ月後、生理痛が軽くなり、鎮痛剤を使わずにすんだ。鼻づまり・鼻水は軽くなった。「体が変わってきたのが、よくわかります。」と話される。処方を調整しながら継続。

 6ヵ月後、生理痛は無くなった。花粉症状はまだ時々生じるが、以前に比べて相当に軽くなった。胃腸とともに皮膚・粘膜を強化する薬に変更し、花粉などの刺激に負けないように抵抗力をさらに強化する。7カ月後、生理痛も無く花粉症体質もほぼ改善したので、妊娠しやすい体づくりを目的に、処方を変えてみますかと話していたある日、「妊娠しました!ちょうど6週目に入ったところです。」となんとも嬉しい報告を聞きました。

 その後は、貧血の予防とつわりを軽くする目的で、栄養補助食品のカキ肉エキスなどを使いました。経過も順調で、この秋に元気な女の子を出産されました。母子ともに健康で、現在も産後の体力回復に、エネルギーや血液を補う漢方薬やカキ肉エキスなどを服用して頂いています。本当におめでとうございました!

メモ帳

 胃腸虚弱では食物から栄養を取り込めず、血液が作れません。血液が不足すると、手足の冷えをはじめ肌・目・髪・睡眠などに血液不足の症状が現れます。さらに血液の不足は血行不良も生じるので、生理痛や肩こりなども引き起こします。

 また胃腸が弱いと肺を栄養できないので、肺経の鼻や皮膚などの粘膜が弱くなって抵抗力が落ちます。すると花粉症やカゼをひきやすい体質になります。 ですから、対処治療で花粉症の鼻詰まりなどを治すだけでなく、根本治療として胃腸を強化し血液を補って血行の改善と皮膚・粘膜の強化することが体質改善になります。

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