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お知らせ

3月の定例会~不妊症周期調節法について

2015.04.09

 こんにちは! 4月になり温かい日も増えてきましたが、朝晩は冷え込む日もあります。春は気温の変化だけでなく、進学・人事異動など環境の変化に適応するために、ストレスがたまりやすい季節です。適度な運動、好きな趣味などでストレスを発散しましょう。食材では、香りがある春菊・三つ葉・せり・セロリなどの「香味野菜」は気の巡りをよくしてストレスを発散させる働きがあるのでおすすめです。

 さて、新潟中医薬研究会では、中医学講師の河野康文先生をお招きして、3月22日(日) 新潟市万代市民会館にて、定例の勉強会を行いました。

 河野先生からは、「不妊症周期調節法」のテーマで昨年から継続して講義を頂いています。今回は第4回目の講義で、内容は以下の通りです。

 1.不妊治療の4つのステップ(一般不妊治療~高度不妊治療)
 2.婦人科ホルモン検査について
 3.症例検討

定例会

河野康文先生のプロフィール

 河野康文先生のプロフィールはこちらですこちらです。

懇親会集合

■河野先生を囲んでの懇親会にて

 河野康文先生の著書に、「心と体にやさしい不妊治療-周期療法」(文芸社)があります。

河野康文先生の著書に、「心と体にやさしい不妊治療-周期療法」(文芸社

■「心と体にやさしい不妊治療」河野康文・陳志清・劉伶(共著)1,296円(税込)

 「現代の不妊治療は、技術的には一昔前は考えられなかったような進歩を遂げています。けれども、妊娠する力、産む力が低下している体に、受精卵だけ与えても、体はうまく命をはぐくむことはできません。不妊という状態にある体が無事に妊娠・出産するためには、体の内側に目を向ける必要があります。」

 この本では、「漢方」の考え方と「西洋医学」の考え方を融合させた「周期療法」という不妊の対処法を分かりやすく解説しています。周期療法は、“女性が本来持っている自然の月経リズム”を取り戻すための方法なので、体に余計な負担をかけないで、今までより良い状態にすることができるのがすぐれた点です。

 タイミング法でなかなかうまくいかない方、高度生殖医療で心も体も疲れてしまっている方、これから妊娠を希望する方にもためになると思います。ぜひご一読ください。

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