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お知らせ

7月の定例会~中医学の食養生

2016.09.15

2016年7月定例会 こんにちは、9月に入り朝夕は涼しくなってきました。そろそろ夏の疲れがでてくる頃、みなさんいかがお過ごしですか?

 さて、新潟中医薬研究会では、毎月中医学の勉強会を行っています。去る7月24日(日)新潟市万代市民会館にて、中医学講師の劉桂平(りゅうけいへい)先生をお招きして、「中医学の食養生」のテーマで講義を頂きました。

 「食養生」とは、食をもって生命を養う方法です。漢方相談では、アトピー性皮膚炎など皮膚病の相談も多くありますが、主な原因の1つに、飲食の欧米化、過食、脂の多いもの、甘いもの、冷たいもの、食品添加剤、アルコールなど、飲食の不摂生があります。

 アトピーの治療では、かゆみなどの症状を軽減する漢方薬や体質改善の漢方薬を使いますが、これまでの飲食の習慣を見直して養生しないと根本的な解決になりません。これは他の病気についても同じです。

 食養生では、胃腸の働きを損なう飲食物を控えることが基本です。今回は、控えたほうが良いもの、逆に胃腸の働きを高めるもの、その他、睡眠や運動など生活の養生についても勉強しました。食養生と言うと、なんとなく難しそうな感じを受ける方もいるかもしれませんが、劉先生から取り組みやすい方法も教えて頂きました。お店の相談にぜひ活かしていきたいと思います。劉先生、ありがとうございました!

■中医学講師・劉桂平先生のプロフィール

中国・天津市出身。
1987年 天津中医薬大学・大学院修士課程修了。同大学内科講師。
93年来日 名古屋市立大学薬学部客員教員。日本中医薬研究会中医学講師。
日本での著書に「名医の経方応用」(翻訳出版)、「中医基本用語辞典」を主編。

【こちらは、劉先生による食養生のチラシです。】
食養生①
■クリックするとPDFでご覧になれます。

食養生②
■クリックするとPDFでご覧になれます。

 とり過ぎると体に害をもたらす食べ物や、元気になるために毎日の習慣にしてほしいことなどが書かれています。ご来店のお客様に差し上げています。(数に限りあり)

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