4月の定例会「食養生の重要性」

2017-05-02

 こんにちは、ホームページのメンテナンスのため、しばらく更新をお休みしていました。春になり暖かい陽気のこの頃、みなさんいかがお過ごしですか?

さて、新潟中医薬研究会では、毎月中医学の勉強会を行っています。去る4月23日(日)新潟市万代市民会館にて、中医学講師の劉桂平(りゅうけいへい)先生をお招きして、「婦人科における胃腸と食養生の重要性」のテーマで講義を頂きました。

 「食養生」とは、食をもって生命を養う方法です。ポイントは、胃腸に負担をかける飲食物を控え、胃腸の働きを高める養生をすることです。

「私は胃腸の調子は悪くない」と思うかもしれませんが、胃腸の働きを損なうと、胃腸自体の調子だけでなく、さまざまな病気を引き起こしたり、悪化させてしまいます。 例えばアトピーもその1つ。

現代人の食事は欧米化しています。脂ものや肉類、甘いもの、洋食品や加工食品、高タンパクの牛乳・卵・魚介類、冷たいものなどは消化吸収しにくいので、食べ過ぎて消化吸収できず溜まると、体にとってゴミと同じで悪いものになります。こうしたゴミが皮膚の働きを邪魔して皮膚病を起こしたり、血液に影響すると赤みや痒みが現れたりします。

また、胃腸に負担のかかるものを食べ過ぎると胃腸の働きが低下します。するとゴミが溜まるだけでなく、必要な栄養も消化吸収できないので、皮膚に栄養が行き渡らず、敏感肌や乾燥肌を潤いのある丈夫な肌に治せません。そして何度もつらいアトピーの症状をくり返すことになります。

負担のかかる飲食物のとり過ぎは体の老廃物を増やしてしまうので、アトピー肌の炎症のかっこうの材料になって症状を悪化させてしまいます。アトピーの治療では、かゆみなどの症状を軽減する漢方薬や体質改善の漢方薬を使いますが、これまでの飲食の習慣を見直して養生しないと根本的な解決になりません。これは他の病気についても同じです。

今回は、上にあげた控えたほうが良いものとは逆に、胃腸の働きを高めるものも勉強しました。例えば、キャベツやブロッコリーを熱を通して食べるのは胃腸にとても良いのでおススメです。

例えば、便秘に悩んでいてヨーグルトやバナナをよく食べているけれど改善しない方、もしかするとあなたにはその食べ物は合っていないかもしれません。当店のお客様でもこうした方がおられ、キャベツ・ブロッコリーなどでお通じが改善した方がいますので、思い当たる方はぜひ試してみて下さい。

食養生と言うと、難しそうな感じを受ける方もいるかもしれませんが、劉先生から取り組みやすい方法も教えて頂きました。ご来店のお客様にぜひアドバイスしたいと思います。劉先生、ありがとうございました!

■中医学講師・劉桂平先生のプロフィール

中国・天津市出身。
1987年 天津中医薬大学・大学院修士課程修了。同大学内科講師。
93年来日 名古屋市立大学薬学部客員教員。日本中医薬研究会中医学講師。
日本での著書に「名医の経方応用」(翻訳出版)、「中医基本用語辞典」を主編。

【こちらは、劉先生による食養生のチラシです。】
食養生①
■クリックするとPDFでご覧になれます。

 

とり過ぎると体に害をもたらす食べ物や、元気になるために毎日の習慣にしてほしいことなどが書かれています。ご来店のお客様に差し上げています。(数に限りあり)

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